北欧4都市巡り、最終回はフィンランドの首都ヘルシンキ。マリメッコやムーミン、日本人女子が大好きなフィンランドですが、最近の注目はやはりサウナでしょう。日本から弾丸サウナツアーをする人も多いフィンランドのサウナ文化はかなり古くから生活に根付いています。猫のたまは実は暑いところが苦手で、サウナもあまり得意ではなかったのですが、今回、一箇所だけサウナに行くことにしました。
まず、降り立ったのがヘルシンキ中央駅。どことなく、フリーメーソン風な建物ですが、きっと、前世紀初めに流行った建築様式なのでしょう。街中はどこに行くにもトラムが便利でした。それに、やっとユーロが使える国に来たので物価感も取り戻せました。駅から徒歩圏内にあったのが、ヘルシンキ図書館。斬新なデザインでありながら、木材の温かさが調和した市民の憩いの場となっていました。
ヘルシンキのオーソドックスな観光名所はヘルシンキ大聖堂。ここを発着する自転車のツアーでヘルシンキ市内をサイクリングしました。地元のガイドさんに教えてもらったマーケットやおいしい屋台のお店など、ローカルな情報をたくさん教えてもらいました。そして、旅の最後に訪れたのが、港に面して建つ、アラス・シー・プール。町中にも銭湯のような感覚のサウナはたくさんあったのですが、ここは、施設が充実していて温水プールやリラクゼーションルームなどもありました。ここの醍醐味はなんと言っても北海にそのまま飛び込めること。しかし、時は4月、氷のような北海には足のつま先だけ浸けて、あとはサウナで旅の疲れを取り心身ともに整ったところで帰国の途へつきました。