
こんにちは、猫のたまです。
そういえば最近香港に行ってないよな、と思ったのは、「深夜急行」を読み返していたからです。 言わずとしれた沢木耕太郎氏の名著で、この本のおかげで当時どれだけ多くの若者が海外に飛び出し、その後の人生を変えていったことか、、、

その功罪はともかく、猫のたまは「深夜急行」に描かれていた香港が好きで、若かりし頃は香港によく遊びに行っていました。最初に訪れたのは、1990年代。今は亡き母との母娘旅行、その後、女子友旅行、一人旅、出張、社員旅行、など、香港は気軽に再訪できる旅行先でした。
一番思い出に残っているのは、1998年6月。ハネムーンの出発地点が香港だったのです。東京〜香港〜アムステルダム〜ニース〜シアトル〜東京という世界一周航空券を購入し、ちょうど、その時期、香港で仕事があった猫のたまは、仕事終了後、夫猫と香港で待ち合わせをしてハネムーンに出かける、という予定でした。当時、世界一周航空券は燃油サーチャージという言葉もない時代。ビジネスクラスでも一人35万円程だったと記憶しています。
待ち合わせ場所は香港の啓徳(カイタック)空港。九龍半島の市街地にあった空港で高層ビルやアパートの上空を掠めるように着陸するので有名な空港でしたが、猫のたまが行った1ヶ月後に閉港になり、現在の香港国際空港の場所に移転しました。
さて、香港での仕事を終えて待ち合わせの空港に向かおうとした猫のたまでしたが、運の悪いことに急な雷雨と渋滞で飛行機の到着時間よりも大幅に遅れて到着。そして、待ち合わせ場所に夫猫の姿は見当たりませんでした。後から考えたら「出たとこで待っててね」という大雑把な情報では、海外旅行慣れしていない夫猫には酷だったかもしれません。当時、携帯電話はもちろん、ありませんでした。1時間あまりターミナル内を探しまわり、やっと、出発ロビーの、翌日乗る飛行機のカウンター付近で呑気にコーラを飲んでいた夫猫を発見。聞いたところ、ターミナルから出る出口は団体客用の出口と一般客用の出口があり、彼は、日本人の団体客と一緒に団体用出口を出てしまったそうです。 無事、夫猫と合流できて市内のホテルに1泊後、朝ご飯の飲茶を近くのレストランでいただきました。湯気がもうもうと立ち上る店内は朝早くから活気があり、ハネムーンの始まりとしてとても印象に残っています。

ちなみに、夫猫は空港で香港入国の際、旅行の目的を「ハネムーン」と答え「奥さんはどこだ?」と聞かれ答えに窮したそうです。今となっては良い思い出。香港で無事に合流できて本当によかったです。
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。








