
こんにちは、猫のたまです。
今月は、2016年11月に行った、ユーレイルパスを使った欧州縦断の旅をお届けします。ヨーロッパ9カ国を、ユーレイルグローバル10日間パスをフル活用しながら鉄道旅をしました。
ポルトガル、スペイン、フランスと続いて4カ国目はイタリア。
リヨン・サン=テグジュペリ駅をフランスの高速鉄道TGVで出発した猫のたま一行。モダンなTGVの駅で惣菜ランチをしこたま買い込み、TGVの車内で食べました。TGVにはビストロが連結されているのですが、レンチンしたものやサンドイッチなどの軽食がメインで、混雑することも多いので、猫のたまはTGVに乗る時はなるべく駅で食料を調達してから乗り込みます。リヨンからミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅までは約5時間でした。(現在はこの路線の直通運行はありません)

ミラノ中央駅近くのホテルで1泊した後は、半日だけミラノ市内を歩きました。ミラノの中心地はやはりドゥーモという名称で親しまれるミラノ大聖堂(ドゥーモはイタリア語で大聖堂の意味)。1386年に建て始め400年かけて完成したという大きな大聖堂は、世界最大のゴシック建築だそうです。内部だけでなく、屋上に登ることもできます(要予約、屋上は別料金)。この大聖堂の近くに、主要な名所が集まっています。
ミラノ大聖堂を見学した後は、ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアに向かいました。ここは、ヨーロッパで一番古いと言われているショッピングアーケードで、プラダ最初のお店もここに。ハイブランドショップだけではなく、古地図やお洒落なインテリア、ブティックなど、ウィンドウショッピングが楽しい通りです。入ってすぐのホールの床に雄牛のモザイク画があるのですが、この雄牛に片足の踵を乗せて3回まわると願いが叶うと言われていて、ここだけ長い行列ができていました。可哀想な雄牛はお腹に大きな穴が空いていました。


猫のたまは、ミラノに来るのは3回目くらいでしたが、その度に食べるのが、高級デリカテッセンPECKのジェラートとPizのピザ。どちらも有名店で、特にPizは予約が出来ないので行列覚悟で早めの時間から並びます。ここでしか食べられないものを食べるのが旅の醍醐味。お腹も心も満たし、ミラノ中央駅からまた、鉄道の旅を再開しました。



ヨーロッパ縦断5000キロの旅、詳しい日程表はこちらをご覧ください。
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。