D.T.I.ツアーズ

たまの旅日記



2025年 06月11日
スイスのヨーロッパ最高峰地点へ

こんにちは、猫のたまです。

今月は、2016年11月に行った、ユーレイルパスを使った欧州縦断の旅をお届けします。ヨーロッパ9カ国を、ユーレイルグローバル10日間パスをフル活用しながら鉄道旅をしました。

ポルトガル、スペイン、フランス、イタリアと続いて5カ国目はスイス。

スイスといえば山ですよ。そして、スイスは鉄道大国なので、山好き、鉄道好きにはとても相性が良い国です。数ある登山鉄道の中で猫のたまが今回旅程に入れたのは、ユングフラウ鉄道。この路線はユーレイルパスが使えない区間なのですが、でも別途料金を払ってでも行く価値のある路線だと思います。

ミラノ中央駅を出発した後は、2時間くらいで、スイスのブリッグで乗り換え、その後、シュピーツでインターラーケン行きのスイス国鉄に乗りました。そして、インターラーケン・オスト駅でユングフラウ鉄道に乗り換えてグリンデルワルドまで。鉄道旅の鉄則は、翌日の旅程を考えながら、前日に行けるところまで行く、というもの。グリンデルワルドは、ユングフラウヨッホに登る中間地点にあるので便利な宿泊地です。

そして、翌日はいよいよヨーロッパ最高峰地点の駅(3,454m)ユングフラウヨッホへ。クレイン・シュルデッグからケーブルカーに乗り換え「トップ・オフ・ヨーロッパ」と呼ばれる観光施設に向かいました。ここは、展望台だけでなくレストラン、ショップ、アトラクションなどがある人気の観光ポイントです。

さて、ようやくユングフラウヨッホ駅に到着し施設の観光をしようとしたところでトラブル発生。なんと、一行の中で一番若くて元気がよかったAちゃんが顔も真っ青でふらふらしています。案内してくださった地元のガイドさんは慣れた様子で、「あら、高山病ね。静かに横になっていれば治るから」と言って、通路のベンチのようなところにAちゃんを寝かせて、介抱してくださいました。当日は、標高1,000mくらいのグリンデルワルドから出発して、徐々に高度を上げていったのに、若さも体調も関係なく、高山病は突然、誰にでもやってくる、ということを認識しました。Aちゃんの高山病は幸い軽症で、山を降りたらすっかり元気になっていました。

さて、夕方、インターラーケンの街に戻ってきた猫のたま一行はその日、夜行列車に乗るために時間を潰す必要がありました。そんな時おすすめの場所が、インターラーケンのユースホステル。ガイドさんに教えてもらいました。駅にも近く清潔で、広々としたロビーには地元の人々も利用するレストランもあり、WiFiも使いたい放題。出発時間まで仕事をしたり食事をしたりしてまったり過ごすことができました。

All photos thanks to: Switzerland Tourism

ヨーロッパ縦断5000キロの旅、詳しい日程表はこちらをご覧ください。

ユーレイルパスで欧州を南北縦断5000キロの旅 その1


たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。


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