こんにちは、猫のたまです。
今月は魅力的なヨーロッパの小さな国をテーマにお届けします。
まず1回目の国は、バチカン市国。イタリアの首都ローマの中にある、れっきとした国(都市国家)です。言わずと知れたカトリックの総本山でローマ法王が治めています。
面積49ヘクタール、人口764人(2023年)は世界最小だそうですが、昼間人口は、外から通勤してくる職員と、世界各国からやってくる信者と観光客でその何倍にもなります。千代田区みたいですね。
猫のたまもその一匹となり、ローマテルミニ駅近くの安宿から地下鉄で、まずはバチカン美術館へ。ここは必見のお宝ばかりですが、とにかく広大。残念ながら、美術品の館内撮影は禁止でした。ため息が出るほど美しい美術品の数々…全部見ようと思ったら、1日では回りきれないかもしれません。いつも大混雑のため、事前入場予約は必須です。
実は、猫のたま、バチカン美術館でほとんどの時間を費やしてしまい、バチカン市国の象徴である、サン・ピエトロ大聖堂やサン・ピエトロ広場に行く時間を逸してしまったのです。というか、キラキラ酔いしたというか….。
猫のたまは、キリスト教信者ではないので、宗教関連施設にはあまり興味がなかったのですが、どうしても見てみたかったのが、スイス衛兵。世界最古の国軍とも言われ、伝統的にスイスのドイツ語圏の若者が担ってきました。特筆すべきはその制服。中世の頃より変わっていません。
というわけで、今回は残念ながら、スイス衛兵に出会うことはできず、広場と大聖堂は次回のローマ訪問用に取っておいて、ローマテルミニ駅近くの安宿に戻ったのでした。