こんにちは、猫のたまです。
アムステルダムから行く小旅行の旅、今回は、ベルギーのゲントです。ゲントはレイエ川沿いに中世の建物が連なる歴史的な町です。ゲント大学もあり学生が多く活気があるのと、ブルージュより観光客が少ないので猫のたまのお気に入りの町です。
唯一の難点は、駅から遠いこと。ゲント・セントピータース駅からトラムで約15分位です。一度、歩いたことがありますが、1時間近くかかりました。今回は、旧市街へ徒歩5分位のところにある、ブティックホテルピローズ・ゲント・レイロフで1泊しました。18世紀の貴族のお屋敷を改装した素敵な建物でした。
ゲントは、レイエ川沿いの夜景がとにかく美しいので、ここは宿泊して滞在することがおすすめです。特に、日没直前の空が群青色に変わる頃、レイエ川の水面に建物の灯りが映り、とても幻想的な雰囲気になります。
そして、日没後は、名物パブで地ビールを堪能。デ・デュル・グリットというパブには1.2Lのグラスがあって、これを注文する人は、お店の人に靴を片方預けなければいけません。(地下のトイレに行くのも片足けんけん)高額なビールグラスを持っていかれないために、考え出された方策だそうです。
そして、翌日は聖バーフ大聖堂の「神秘の子羊」に会いに行きました。まずは、大聖堂の地下にある体験施設でAR機器を借りて「神秘の子羊」の謎に迫ります。こういう宗教画は、解説がないとなかなか分かりづらいのですが、日本語で説明してくれるのも嬉しいにゃん。
ゲントは食も充実しています。ゲントのローカル料理とも言えるワーテルゾーイ。煮込みシチューのようなもので、鶏肉や魚介が入っています。それから、意外かもしれませんが、ブリュッセルワッフルの発祥は実はゲントなのです。地元の人によると、この地方では昔から、冬のおやつとしてストーブでチャチャっと作っていたのが、あのサクサクのブリュッセルスタイルのワッフルだそうで、戦後、ブリュッセルのカフェが「ブリュッセル風ワッフル」と名付けて売り出したのが広まったそうです。
最後に、猫のたまおすすめのゲントのお土産は、何と言ってもマスタード。大きな樽に入った手作りのマスタードを、お店の人が小さなツボに入れてくれます。ただ、あまり日持ちしないので、早めに食べるのがコツ。