
こんにちは、猫のたまです。
前回に引き続き、バルト三国通のN兄さんにバルト三国について根掘り葉掘り聞いてきました。今回はラトヴィアの手仕事の話です。
猫のたまがバルト三国に興味を持つきっかけになったのが、丁寧に作られた手工芸品の数々です。手芸が大好きな猫のたまが萌えそうな雑貨がとにかくたくさんあるのです。
N兄さんによると、ラトヴィアの首都リガにあるセナクレーツというショップに行くとあらゆる柄のミトンが売られているそう。ここはラトヴィアの手工芸協会が運営しているショップだそうです。

ラトヴィアのミトンは、先端が三角形の可愛らしい形。模様にはそれぞれ意味があり、重要な儀式や行事にも使われてきました。例えば、男性が結婚を申し込むと返事はミトンで来るとか(ミトンが来たらイエス)。そして、花嫁になる女性は何年もかけて編み続けた数百組のミトンを結婚式の時に持参し、参列者に配るのだそうです。結婚式に出る度にミトンもらえるなんて〜。コレクションしたい!


それから、毛糸で作られた腰紐のようなカラフルなベルト。リエルクールデ帯というそうですが、この帯を使って占いもするそうです。ラトヴィアの手工芸って、ただ可愛いだけでなく、その全てに意味があり、昔からの自然信仰や伝統に深く結びついているんですね〜。


街中のショップ巡りも良いですが、イベントの際にはよくクラフトマーケットも出ていますので、自分だけの逸品、一期一会の一品を探してみるのもいいですね。
©️Latvijas Etnogrāfiskais brīvdabas muzejs
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。








