D.T.I.ツアーズ

たまの旅日記



2025年 10月08日
エストニアの「スカートの島」って? –  バルト三国編 その2

こんにちは、猫のたまです。 

猫のたまがエストニアで行ってみたいところナンバーワンがここ、キフヌ島。別名「スカートの島」です。バルト三国の民族衣装はどの地方も美しいのですが、ここ、キフヌ島では、カラフルで縞模様のスカートが有名で、ユネスコの無形文化遺産に指定されているほどです。

スカートの柄によって、未婚か既婚か、また、昔はどの階級に属しているかなどがわかったそうです。島には、昔の暮らしや伝統工芸品を展示するミュージアムがありますが、今でも伝統を守りながら暮らしている島の人々は多く、島に泊まればそんな暮らしを体験できます。何と言っても島自体が「生きたミュージアム」と言われています。

「島」と「手芸」は猫のたまが好きなキーワード。両方揃ったキフヌ島は人口700人あまりの小さな島です。昔から男たちは、漁業などで島を離れて働き、残された女たちが島の暮らしを守ってきたそうです。暗くて長い冬を乗り越えるのに少しでも気分を盛り上げようと、手仕事で明るい色の伝統工芸品を作るのは人間の性ですね。

エストニアの首都タリンからキフヌ島までの道のりは簡単ではありません。タリンからパルヌまで長距離バスで約2時間、パルヌから港のあるムナライドまではまた、バスで約1時間。そこからフェリーで約30分。でも島に渡ってしまえば、あとは、レンタサイクルで島めぐりができます。キフヌミュージアムで開催している、手芸ワークショップや島の人たちによるコンサートも見逃せません。地元のガイドさんが島内の暮らしなどを案内してくれるツアーや、トラックの荷台に乗って島内を一周するツアーなどもあります。

ちなみに、パルヌはバルト海に面したリゾート地。ほとんどのホテルにはスパがついてるんだって。パルヌからキフヌ島までの日帰りツアーも出ているそうなので、宿泊施設が充実しているこちらもおすすめかも。

All photos thanks to: ©︎info@visitparnu.com


たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。


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