こんにちは、猫のたまです。
今月はスィーツを巡る旅をお届けしています。
食い倒れの町パリ(勝手に命名)から高速鉄道タリスで約1時間。ベルギーの首都ブリュッセルにやってきました。実は、こと、食べること、飲むことにかけては、ベルギー人の熱意に勝るものはないと猫のたまは常々感じています。猫のたまの経験上、ベルギーのレストランは大体どこに行ってもハズレがありません。
ベルギーは、世界的に有名なゴディバやレオニダス、そして、職人技の手作りチョコレートブティックなどが数多くあるチョコレート大国。しかし、今回は、スィーツの旅ですから、ベルギー名物のワッフルを食べないわけには行きません。ベルギーワッフルには実は2種類あり、日本でよく見かけるもっちりしたタイプのものをリエージュワッフル、日本であまり見かけないサクサクタイプのものをブリュッセルワッフル(または、ゴーフル)と呼びます。猫のたまは、この、ブリュッセルタイプのものがお気に入りで、ベルギーに行ったら必ず食べます
その中でも当たりだったのが、グランプラス近くのアーケードの中にあるワッフル屋さん「Gaufres and Waffles」。その場で焼いてくれるゴーフルはサクサクで何個でも食べられる気がします。グランプラスの周りには老舗の人気店「ダンドワ」が何軒かありますが、その内1軒は、2階がカフェになっていて、ワッフルが食べられる所もありますよ!
日本のデパートにも出店している老舗のチョコレートショップ「ヴィタメール」もブリュッセルに本店があり、2階がカフェになっています。ここは、定休日に訪れたのですが、事前にお願いしてあったので、特別にランチを出してくださいました。ご挨拶にいらしたヴィタメールのマダムが、「今日、息子が外国から帰ってくるからこれから空港に迎えに行かなきゃいけないので失礼するわね」と言って慌てて出て行ったのが印象的でした。ベルギーの老舗店は、規模は大きくなって世界的に有名になっても、何世代も続く家族経営が多くて、どこか親近感が湧くような微笑ましさがあります。