プルマンモルディブのプール付き水上ヴィラに4泊して、すっかり脳内をやられてしまった猫のたま。「リゾートを出る時には、コロナ簡易チェックが必要です」と言われ現実に戻りました。リゾート内でコロナの陽性者が出ると、ゲストだけでなく、接触のあったスタッフも隔離措置が必要になり、一見、ピースフルに見えるこの光景も、実は多くの人々の努力と気配りによって構成されているのですね、と実感したのでした。
さて、プルマンモルディブの次に訪れたのが、メルキュールモルディブというリゾート。プルマンより少し格は落ちますが、それでも、1泊USD1,000は超えるリゾートです。プルマンはアメリカからのハネムーナー、ロシアや東南アジアからの富裕層のお客様が多かったようですが、メルキュールはフランスをはじめとするヨーロッパからのバカンス客で賑わっていました。モルディブは、リゾートによってお客様の層や国籍がガラッと変わるのも特徴です。ここは、厳密にはワンアイランド・ワンリゾートではなく、魚の加工工場と私たちが降り立った小さなローカル空港がある島ですが、ホテルスタッフ以外の住民は住んでいない、という島です。
ここでは、ビーチヴィラに宿泊しました。水上ヴィラは憧れでしたが、実は、ビーチヴィラも悪くありませんでした。ちょっとしたベランダとお庭があり、そこを抜けると目の前はすぐビーチです。猫的にはやはり、地に足がついている方が安心という気がします。水上ヴィラは波の音がうるさくて眠れない、という人がたまにいます。それから、リゾートによっては、安全に配慮して小さいお子様がいらっしゃる場合は、水上ヴィラには宿泊できない場合もあります。メインレストランに徒歩で簡単にアクセスできるのも魅力的でした。ビーチヴィラの方がお財布にも優しいですしね!(ちょっとだけ)
モルディブのリゾートはほとんどがヴィラタイプ、すなわち、一棟貸し切りです。よく整備された無人島のビーチで別荘に滞在するような感じです。プライバシーに配慮した作りになっているので、世界中のセレブに愛される理由もわかる気がします。