
こんにちは、猫のたまです。
前回に引き続き、バルト三国通のN兄さんにバルト三国へのおすすめスポットを根掘り葉掘り聞いてきた猫のたまです。
今回はリトアニアの首都ビリニュスの街歩きです。この発音しにくい名前の首都。猫のたまは今まで全く、馴染みがありませんでしたが、N兄さん曰く、「いや〜めっちゃ綺麗な街だよ〜」。

14世紀に城塞都市として丘の上に建てられた街は、旧市街が世界遺産に指定されています。色々な文化の影響を受けてきた歴史があるだけあって、建築様式も、ゴシック、ルネッサンス、バロック、古典、モダニズム様式となんでもあり。ヨーロッパでは珍しい、木材を使った建築があるのも森林の多いリトアニアの特徴かもしれません。
ビリニュスには教会がたくさんあるのですが、その中でも白い教会がたくさんあります。南ヨーロッパでは白い建物はよく見ますが、北ヨーロッパでは珍しいですね。それに、赤い屋根が連なる家々。メルヘンチックです。

ビリニュスは最近、フーディーズの間でも注目を集めているそうで、ミシュランの星付きレストランも登場。猫のたまが注目したのは、シャルティバルシチェイというピンクのスープ。リトアニアの伝統料理で、ビーツを使ったピンク色の冷製スープは栄養満点。リトアニアの夏至祭には欠かせないスープで、ポテトコロッケのようなじゃがいも料理と一緒に食べます。それぞれの家庭には代々伝わるレシピがあり、ちょっとずつ味が違うそうです。

そして、毎年5月末、ビリニュスでは「ピンクスープフェスティバル」なるものが開催され、街全体がピンク色になるのだとか。冬が長く日照時間が少ないバルト三国。夏と太陽に対する憧憬と共に、ピンクスープに対する思い入れも大変大きいのだそうです。実は、猫のたまは冷製スープ大好き。ビーツも日本ではなかなか入手できない食材だし、やはり、これはビリニュスのピンクスープフェスティバルに行って食べるしかなさそうだにゃん。
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。








