
こんにちは、猫のたまです。
今月は、2016年11月に行った、ユーレイルパスを使った欧州縦断の旅をお届けします。ヨーロッパ9カ国を、ユーレイルグローバル10日間パスをフル活用しながら鉄道旅をしました。
ポルトガル、スペイン、フランス、イタリア、スイスと続いて6カ国目はドイツ。
夜行列車に乗るために、インターラーケンのユースホステルでダラダラ時間潰しをした後、スイス国鉄でインターラーケン・オスト駅からバーゼル駅に向かいました。夜行列車はこのバーゼル駅から乗ります。そして、ここでも2時間の待ち時間。夜行列車の旅は鉄道旅には欠かせない醍醐味が味わえますが、この待ち時間が難点です。だいたい夜中に出るので、眠い目をこすりながらその時間まで起きてなきゃいけないのは勿論の事、今回のように途中駅から乗る場合は、停車時間もあまりないので、迅速に乗り込まなければならず、一瞬の油断も大敵です。
バーゼル駅を23時13分に出発するシティナイトラインCityNightLine。今回の旅では2度目の夜行列車です。ヨーロッパの鉄道が運行する夜行列車はサービスも設備も様々ですが、良くも悪くもこのシティナイトラインは「真ん中」くらい。しかし、最近、シティナイトラインもグレードアップしているらしく、新しい車両はおしゃれなカプセルホテルのようです。猫のたまも機会があれば乗ってみたいと思っています。
翌朝、ドイツ北部の港町ハンブルグに到着後、コペンハーゲン行きの国際列車に乗り換えました。ここから、7カ国目のデンマーク。コペンハーゲンからマルメ行きの列車に乗り換え、ここから、8カ国目のスウェーデンです。1日で、3カ国、しかもドイツとデンマークは通過するだけ。ごめんなさい。
なんとも忙しない旅ですが、この時の鉄道旅では、通称「渡り鳥ライン」に乗車しました。ドイツのプットガルテンからデンマークのロービュまでの約19km、鉄道車両がそのままフェリーに乗るという形態が渡り鳥に似ていることからこの名称で親しまれていましたが、惜しくも2019年に廃止となりました。


スウェーデンのマルメに到着したのは夕方。夜が早い北欧では既にどっぷり日が暮れて街の明かりが美しく灯っていました。

ヨーロッパ縦断5000キロの旅、詳しい日程表はこちらをご覧ください。
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。