
こんにちは、猫のたまです。
今月は、2016年11月に行った、ユーレイルパスを使った欧州縦断の旅をお届けします。ヨーロッパ9カ国を、ユーレイルグローバル10日間パスをフル活用しながら鉄道旅をしました。
ポルトガル、スペイン、と続いて3カ国目はフランス。
バルセロナの観光をさくっと終えて、夕方、バルセロナ・サンツ駅をAVEで出発。国境を越え、フランスのモンペリエ・サンロシュ駅でTGVに乗り換えた後、リヨン・パルデュ駅に着いたのは夜10時近く。旧市街に近い駅のため、多くの人で賑わっていました。
駅近くのホテルで1泊し、翌朝は午前中を使ってリヨンの街を歩いてみました。
フランス第二の都市リヨンは美食の街としてもよく知られています。食い倒れの町?ちょっと雰囲気が大阪に似てるかも?と思いました。ローヌ川とソーヌ川が合流する水上交通の要所でローマ時代から栄えた街です。旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されています。
石畳の続く旧市街は車が通れないような細い猫道が多いので散策には最適。その名も「抜け道」という名前の通路のような場所が至る所にあり、猫が歩くための道路のよう。昔から繊維業で栄えたリヨンで、品物を雨に濡らさないようにするための工夫だったそうですよ。




リヨンでは色々試食したいスイーツもあったのですが、今回の旅の目的は、とにかく、乗って、乗って、乗りまくること。後ろ髪を引かれながら、タクシーでリヨン・サン=テグジュペリ駅に向かい、そこからTGV でイタリアを目指しました。
日本もそうですが、街中に近い駅と新幹線の駅が離れているところがありますよね。ヨーロッパもそのケースが多くて、リヨンのTGV駅もタクシーで結構、遠かったです。トラムや鉄道でもアクセスできますが、スーツケースもあったのでタクシーで移動しました。しかし、ここでトラブル発生。同行の参加者がタクシーの中にスマホを忘れてしまったのです。TGVの車内で気がついた時には後の祭り。タクシー会社に連絡してスマホは見つかったのですが、旅の途中ということもあり、スマホを送ってもらう手段がありません。その方はヨーロッパに住む友人に頼んで、数ヶ月後に何とかスマホと再会できたそうですが、かなり大変だったようです。旅行中のスマホの紛失は、今や、お財布をなくすより大変かも。パスポートの次に大事なのはスマホ。皆さんも気をつけてくださいね!
ヨーロッパ縦断5000キロの旅、詳しい日程表はこちらをご覧ください。
ユーレイスパスで欧州を南北縦断5000キロの旅 その1
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。