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たまの旅日記



2024年 10月16日

こんにちは、猫のたまです。

今月の旅は、数年前に行った、冬の北欧への旅をお届けします。

コペンハーゲン、ストックホルムと鉄道で移動を続け、次はノルウェーを目指しました。ストックホルム中央駅からオスロ中央駅までは直通列車で約5時間半。今度は、ノルウェー国鉄(NSB)に乗車です。

ノルウェー国鉄の国際列車用の車両は渋い濃緑色。雪除けの赤いスカートがかわいいです
ノルウェー国鉄の国際列車用の車両は渋い濃緑色。雪除けの赤いスカートがかわいいです

さて、オーロラを見に行くのに、何故、わざわざ、鉄道を乗り継いで北上するのかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。この頃、猫のたまは、「ユーレイルパス」という鉄道パスをPRするという仕事をしていて、ヨーロッパの鉄道の旅の魅力を伝えるべく、日本のジャーナリストと一緒に、年に数回、ヨーロッパで鉄道旅をしていたのです。ユーレイルパスは、旅の目的や行き先に応じて色々な種類があるのですが、この時は「ユーレイル・スカンジナビアパス」を利用しました。

ユーレイルパスは、それなりに料金が高いので、鉄道料金が高い北欧で、長距離乗れば乗るだけ元が取れる、というわけです。予約料金が必要な列車もありますが、いちいち、切符を買う必要もなく、ユーロ圏でない国で両替をする必要もないので、ユーレイルパスと北欧旅は相性が良いのです。北欧の鉄道は、日本と違い運行本数は少ないですが、その分、殺伐としていなくてどの列車に乗ってもゆったりしている感じがします。

さて、朝も暗い内にストックホルムを出て、オスロ中央駅に着いたのが午後1時くらい。どんより薄暗くなっていました。オスロ駅で乗り換えて急行列車でドンバス駅まで。ここで普通列車に乗り換えて目的地のオンダルネス駅に着いたのは夜8時近く。12時間近く列車に乗っていたことになります。

冬の北欧は曇天が多く、日照時間が短いので、いつもどんよりしています。オスロ駅を出た時も既に暗くなりかけていたので、気温が下がってきたな、とは思いましたが、雪が降ってきたのには気づきませんでした。ドンバス駅に着いた時には、積雪5cmくらい。猫のくせに、寒いのが好きな猫のたまは、この時は、「わーい!雪だー!」と喜んでいたのですが、この先、数々の試練が訪れようとは思ってもいませんでした。

Photos:  Thanks to ©️Hironomi Shikano


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たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き猫。ブログで旅日記を掲載中。

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