2024年 04月17日
こんにちは、猫のたまです。
今月は、ベルギーフランダース地方を巡る花の旅をお届けしています。
今回は、ベルギーの首都ブリュッセルにあるラーケン宮殿の温室です。ベルギー王室の執務宮殿はブリュッセル旧市街の真ん中にあるのですが、居城はブリュッセルの街の北側、緑豊かなラーケン地区にあります。
宮殿の広大な庭園に囲まれた温室は年に一か月だけ一般公開されます。19世紀にベルギー国王レオポルド2世がアフリカをはじめ、世界各地から収集した珍しい植物のコレクションがベースとなっています。
建築家アルフォンス・バラ設計のアール・ヌーヴォー様式の温室は、その美しさから「ガラスの宮殿」とも呼ばれています。温室内の椰子の木などの南国植物を収めるための高いガラス天井や、各国の賓客をもてなすために配置されたエキゾチックな植物などがあり、今でも、王室主催のレセプションなどが開催されることがあるそうですよ。
2024年の一般公開の期間は、4/26 – 5/20まで。オンラインでのチケット予約が必要です。4/11から下記のウェブサイトでチケットを販売します。(当日券はありません)
https://www.monarchie.be/en/heritage/royal-greenhouses-in-laeken
日によっては、夜間に公開している日もあるので、猫のたまみたいな夜行性の方にはこちらもおすすめです。
All photos thanks to: ©️Visit Brussels – Jean Paul Remy 2017