2024年 04月10日
こんにちは、猫のたまです。
今月は、ベルギーフランダース地方の花巡りの旅をお届けします。
春のオランダ・ベルギーのツアーの代名詞にもなっているチューリップ。そのチューリップをはじめとする球根花が見られる場所がベルギーにもあります。
ブリュッセル郊外にある、グランビガール城(オランダ語では、フロート・バイハールデン城)の庭園では、毎年、「ブリュッセル・フロラリア」というイベント名で、春になると14ヘクタールの庭園と温室が一般公開されます。その数、100万株以上で、特にチューリップは400種類もあるそうです。
毎年変わるランドスケープデザインも見所の一つで、オランダの球根栽培業者の協力のもと、最新の品種が植えられています。色彩々のチューリップとお城がセットになったメルヘンチックな光景が見られる、たまおすすめのスポットです。
猫のたまがこの庭園を訪れた時、P R担当というエレガントな老婦人に案内してもらいました。「お城の中は入れないの?」と何気なく聞いたところ、「お城の中はダメなの」と言われたのですが、後になって、その方の名刺を見てみると、お名前がお城の名前と同じ。このご婦人が城主だったのですね。お城は自身が住まうプライベート空間だったようです。
庭園の一般公開している期間は、一年の内の一ヶ月だけ。今年は、4/5 – 5/2までです。ブリュッセルからのアクセスも良いので、都市観光と人混みに飽きたら、ぜひ、リフレッシュを兼ねて訪れてみては如何でしょうか。