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たまの旅日記



2023年 04月12日

こんにちは、猫のたまです。前回に引き続きオランダの花巡りです。オランダの球根栽培地帯の中心、リッセという町にあるキューケンホフ公園。一年の内、開園している期間はたったの8週間。でもその8週間余りの間が世界中から観光客が訪れる、オランダの観光のハイシーズンとなります。

キューケンホフ公園では毎年、珍しい品種のチューリップを見られる

キューケンホフの名前は15世紀にヤコブ・ファン・バイエルン伯爵の居城にあったキッチンガーデンから由来しています。オランダ語で、キューケンはキッチン、ホフはお庭を意味しています。このキッチンガーデンの跡地に周辺の球根栽培農家が集まり、球根花の展示会場を作ったのが始まりで、オープンは1950年。それ以来、オランダの春の観光シーズンを代表する世界的なアトラクションとなりました。

オープンの期間はたったの2ヶ月ですが、100人以上のスタッフが年間を通して手入れを行なっています。700万株の球根花が植えられていて、毎年、新しい品種も発表されています。園内は鬱蒼と茂る樹木に覆われていますので、暖かい日でもちょっと肌寒い気がしますが、球根花にとってはこれが天然の冷蔵庫。羽織るものを一枚持っていくと安心ですね。ヨーロッパの4月はお天気が不安定で雨も多いのですが、そんな日でもキューケンホフの園内には屋内パビリオンがありますので、数週間ごとに変わる屋内展示を見てまわるのもいいと思います。

キューケンホフ公園内の風車は内部も見学が可能

キューケンホフの端っこには、観光用の風車もあります。オランダのイメージは、チューリップと風車ですが、意外にこの二つを同時に撮れる場所ってないんですよ。キューケンホフの外側に広がるチューリップ畑が咲いていれば、絶好の撮影タイミングです!

自転車でお花畑を巡ってみよう

キューケンホフ公園の周辺にはお花畑が広がっていて、キューケンホフを発着するサイクリングツアーや水路を巡るボートツアーなどもありますので、お天気がよければ1日中楽しめますね。キューケンホフの園内はとにかく広いので迷子にならないように、気をつけてくださいね!


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たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き猫。ブログで旅日記を掲載中。

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