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たまの旅日記



2023年 01月18日

ビジネスクラスに乗った事がある人なら多分思うはず。ビジネスクラスとエコノミークラスには天国と地獄ほどの違いがあると。

特に満席のエコノミークラスの真ん中席に座ってしまったら…。

コロナ後のリベンジ旅行の世界的傾向として、最近は高いクラスの席から売れていくそうです。経済的に余裕のある人がいち早く旅行に出かけているという現実もあるかと思いますが、やはり、外国でも他人との距離を気にする人が増えている気がします。

でも、ビジネスクラスとエコノミークラスでは料金が約3倍になることも。

出張ならともかく、自分で買うとなると、なかなか、普通のお勤めの人が気軽に買える金額ではないと思います。

新エコノミークラス登場!プレミアムコンフォートクラス

そんな中登場したのが、エールフランス航空の新エコノミークラス、プレミアムコンフォートクラス。ビジネスクラスとエコノミークラスの中間くらいの感覚の新しいキャビンクラスです。

これから搭乗を検討されている方にレビューしていきます。

2022年12月現在、シベリア上空を飛べないため、日本からの出発便は北極経由(約14時間)、パリからの出発便は中央アジア経由(約12時間)かかっています。

搭乗したのは、2022年12月、東京羽田からパリまでの路線。

全クラスほぼ満席だったため、羽田空港のチェックイン時点で長い行列ができていましたが、プレミアムコンフォートならプライオリティチェックインが可能です。

空港のビジネスクラスラウンジの利用はできませんが、搭乗の際も優先搭乗のアナウンスがありました。

座席周りを紹介!とても充実していて快適

プレミアムコンフォートのシートは2-3-2の配列で、シートピッチも通常のエコノミークラスに比べて断然広い

 

アメニティもちゃんと付きます。フランスらしいボーダー柄のポーチに、アイマスク、耳栓、歯ブラシセットなど。

エールフランスに乗ると、フランスという国はつくづくオシャレでかなわんな〜と思います。機内の安全ビデオなどがとにかく芸術的に作り込まれているのです。

機内食はオシャレで食べやすい

やはり、オシャレな国は美食でもあり、機内食の提供の仕方にもセンスの良さが表れていると思います。特に朝食は、しっかりした紙袋で出されコンパクトにまとまっていてとても便利。

長距離フライトなので、小腹が空いた時に食べられるスナック類も充実しています。プレミアムコンフォートの席には最初から、ペットボトルのエビアン水が常備されているのも嬉しいサービス。毛布も枕もエコノミークラスよりワンランク上でした。

左が羽田出発後すぐ提供される夕食、右がパリ到着前に提供される朝食。フツーに美味しい。

 

左が羽田出発後すぐ提供される夕食、右がパリ到着前に提供される朝食。フツーに美味しい。

このプレミアムコンフォートクラス、シートも広く、フットレストもあるのでヨーロッパまでの長距離移動が少し楽になります。

体のサイズが小さい猫のたまにとっては十分過ぎる広さなのでした。

料金もビジネスクラスよりは断然お得、エコノミークラスよりちょっと高め、という料金設定で昨今の旅行者の需要をうまく取り込んでいるにゃん、と航空会社の戦略に感心しました。


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たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き猫。ブログで旅日記を掲載中。

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