
こんにちは、猫のたまです。
2012年4月の黒海から北海まで3000kmの旅。
旅の起点はルーマニアのコンスタンツァ。古くから栄えた黒海の重要な港町です。日本からはアムステルダム乗り換えで首都のブカレスト空港に到着しました。そこから鉄道で5〜6時間は乗ったと思います。現在は高速鉄道が整備されていて、ブカレスト〜コンスタンツァ間は2時間半に短縮されています。
この10年ちょっとで世界も大きく変わりましたね。2022年から続くロシアのウクライナ侵攻もあり、コンスタンツァはヨーロッパから世界各国に向けての小麦の最大の輸出港となっているそうです。
そんなコンスタンツァの近くにある黒海沿岸のリゾート地、エフォーリノールドのホテルに宿泊しました。世界地図を見ると黒海は湖のようですが、紛れもない海。イスタンブールを抜けるとエーゲ海にもつながっています。この辺りは、若返りに効くという泥パックが有名で、たまも早速試したところ、翌日のお肌はすべすべのツヤツヤになりました。
しかし、シーズンオフのリゾート地の海岸は閑散としていて、特にやることもないので、猫のたまたち一行は、ドナウデルタの自然保護区へ出かけることにしました。ここは野生のフラミンゴなどが飛来する世界有数の鳥の楽園でユネスコの世界自然遺産にも登録されています。「出かける」と言っても、当時のルーマニアは鉄道を含む公共交通機関があまり発達していなくて、ブカレストの現地旅行会社に小型バスとガイドさんを手配してもらいました。(一人1万円くらいだったと思います) エフォーリノールドのホテルから片道5時間ほどで広大なドナウデルタに到着。


全くの先入観なしに訪れたドナウデルタですが、たまの「行ってみてよかったベストテン」に入りました。ここは野生のフラミンゴが飛来することでも有名で、季節になるとあたりが真っ赤に染まるそうですが、残念ながら季節が合わず見ることはできませんでした。でも見たこともないような珍しい鳥がたくさんいて、とにかく圧倒されました。3時間ほどのツアーが終わると同行したカメラマンが、「写真集一冊分の写真が撮れた」と言っていたのが印象的でした。


猫のたま一行が乗ったマイクロバスは、コンスタンツァからドナウデルタまで鉄道線路とずっと並行して走っていたのですが、その間、電車を一度も見かけませんでした。ドナウデルタの最寄駅はトルチャですが、当時は、多分1日1便くらいの運行だったと思います。という訳で、ユーレイルパスの利便性をP Rする鉄道旅のはずが、旅の出だしはなかなか鉄道に乗れずにいました。逆にこの後は、嫌というほど、ずっと鉄道旅が続きました。
たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。








