
こんにちは、猫のたまです。
今月は、役に立つかどうか分からないような、どうでも良い(?)旅のトリビア編をお届けします。
前回はお風呂の話でした。今回はベッドの話です。
以前、身長が2メートルのオランダ人の友人が日本に短期滞在することになった時、一番苦労したのが、彼の身長に合うベッドを探すことでした。確かに、良い睡眠を取れるかは、生活の質に直結する問題だと思います。前回は、一日の最後にゆっくりお風呂に入る幸せを書きましたが、その後に待っている、「一日の最後に乾いた布団で寝る幸せ」はあまり意識しない至福の時なのかもしれません。
でも、旅行先では、枕が合わなかったり、マットレスの硬さが合わなかったりすることありませんか?
日本の旅行業界では、バスタブの有無がホテル選定の重要な要素の一つだと前回書きましたが、もう一つ重要なのが、ツインタイプのお部屋があるかどうかです。カップルで旅をすることが多い欧米の人々に比べると、母娘、友人同士などで旅をするスタイルが多い日本人。そんな時に、どんなベッドで寝るかは結構、重要です。
欧米人からは不思議がられるようですが、日本人は夫婦であってもツインタイプのベッドを好みます(但し、ハネムーンの場合を除く、多分)。どんなに大きなベッドであっても、離れているかどうかは重要なのです。
それから、最近のブティックタイプのホテルは、ベッドリネンやマットレスに有名ブランドを使っていたり、客室のセント(香り)が選べたりと、睡眠の質にこだわるところが増えています。
ヨーロッパの場合、日本のビジネスホテルのようなシングルルームというのはあまり見たことがなく、一人の場合は、大体、クイーンサイズのベッドをシングル利用するケースが多いです。それから、トリプルルームにすると、大体、エキストラベッドはマットレスが柔らかめ。これ、何とかならないかしらぁ、とたまは、いつも思います。旅行中、誰とどんなベッドに寝るかは重要な要素。皆さんも予約する時はベッドタイプに気をつけて下さいね。



たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。