D.T.I.ツアーズ

たまの旅日記



2025年 05月21日
夜行列車ルシタニアのノスタルジア

こんにちは、猫のたまです。

今月は、2016年11月に行った、ユーレイルパスを使った欧州縦断の旅をお届けします。ユーレイルグローバル10日間パスをフル活用しながら、ヨーロッパ9カ国を旅をしました。

ユーレイルパスを使った5000キロの鉄道旅。ポルトガルのリスボンで1泊した後、最初の夜行列車ホテルトレン「ルシタニア(Lusitania)」に乗車しました。この夜行列車、残念なことにコロナ禍の2020年5月に廃止となってしまい、復活の予定はないそうです。

夜9時半頃、リスボン・サンタ・アポローニャ駅を出発。場末感のあるサンタアポローニャ駅も使い込まれたルシタニアの古い車体も、まるでファドが聞こえてきそうな郷愁漂う感じがとても好きでした。かなり遅くなってから食堂車で取る遅い夕食や、ポルトガルとリスボンの間の時差1時間を夜行列車で体験するなど、この路線ならではの、魅力があったので本当に残念です。

2カ国目のスペインには、マドリッド・チャマルティン駅朝8時半頃、到着。荷物をアトーチャ駅までタクシーで運んでコインロッカーに預けた後、マドリッド市内観光に出かけました。アトーチャ駅からほど近い、プラド美術館に行ったら、猫のたまは、ほぼ、自由時間の全てをここで過ごす羽目に。見応えありすぎて、再訪を誓ったのを覚えています。

夕方、マドリッド・アトーチャ駅からバルセロナまでスペインの高速鉄道AVEで移動。スペインは、テロ対策のため、駅での警備がとても厳しく、長距離列車は国内線でも乗車前の手荷物検査があります。また、写真撮影なども、撮影許可を取っていないとすぐ鉄道警察が飛んできますので、注意が必要です。

マドリッドからバルセロナまでは、2時間半ほど。感覚的にも文化的にもなんだか東京〜大阪間の移動の感じです。とりあえず、イベリア半島を横断した後、バルセロナで深い眠りにつきました。 翌日、バルセロナではチャチャっと観光。サグラダファミリアとカーサミラを外観だけ。

そして、列車で食べる夜ごはん用に町のデリで軽食を調達しました。ところで、ユーレイルパスには色々な特典が付いているのですが、パスの種類によっては、駅のラウンジが使える場合があります。バルセロナ・サンツ駅では、ラウンジが使えたので、列車の出発までの時間をゆったりと過ごすことができました。

ヨーロッパ縦断5000キロの旅、詳しい日程表はこちらをご覧ください。

ユーレイスパスで欧州を南北縦断5000キロの旅 その1


たまのプロフィール

船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。


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